1月中旬〜下旬にかけて、大きな盛り上がりを見せている、音声SNSのclubhouse(クラブハウス)。ニュースやメディアでも取り上げられ、さらなる盛り上がりも予想されていますが、私が実際に約2週間利用してみて、基本的な用語や使い方について、clubhouseの活用方法についてをお伝えしていきます。
clubhouseの基本的用語
- room(ルーム)
- moderator(モデレーター)
- speaker(スピーカー)
- listener(リスナー)
- follow(フォロー)
①room(ルーム)
ルームとは、話をする部屋のことで、一人または複数名の人が会話をする場所となります。多くのルームが開かれており、自分の興味関心に応じてルームを選び、話を聞いたり、質問をすることができます。それぞれのルームにタイトルがあり、【初心者歓迎】や【ミュートok】、【パパママ限定】【朝活ルーム】や各職業やスポーツ、趣味、地域や子育てなど、本当に多くのルームがあります。雑談部屋やラーメンをひたすらすする部屋、テレビ番組の北海道どうでしょうなどをモチーフにした部屋など、ユニークな部屋もあったりします。ルームによっては、時間やスピーカーが固定されてきた部屋などもでてきています。しかしながら、まだまだ未開拓な部分も多く、ユーザーも増えていくこともが予想されるので、これからも刻々と変わっていくことが考えられます。
②モデレーター
モデレーターとは、ルームを管理する人のことです。番組で言えばMC的な役割ともいえるでしょう。ルームを立ち上げた人がモデレーターとなり、スピーカーの追加や削除、トーク制限を加えたりなどの権限があります。またモデレーターを増やす権限もあり、ルームのモデレーターを増やしていくことも可能です。また、モデレーターがいなくなってしまうと、ルームが閉じてしまうので、通信状態等の悪化でルームが閉じてしまわないように、複数名にモデレーター権限を付与しているルームも多くあります。
※日本人の利用の増加でアクセスできなかったり、すぐに落ちてしまうこともあるようで、海外に住む日本人がモデレーターとなり、部屋が閉じてしまわないために、モデレーターとなりルームを守っているということもあるようです。
③スピーカー
スピーカーとは、読んで字のごとく“話す人”のことで、ルーム内で話ができる人のことです。自分から挙手(✋←マーク)をすることで、モデレーターに通知がいき、モデレーターが許可した場合にスピーカーになれます。また、モデレーターからも聞いている人の中から、スピーカーになるように申請することも可能です。その場合は、聞いている方へ通知が届き、承認するとスピーカーになることができます。スピーカーには、マイクのオン・オフの機能があり、話すときにオンにし、それ以外の時はオフにすることができる。話しかけられても答えられない状況もあると思うが、そういう場合は今話せない状況だということを察してくれる。日本人の優しさが出ていて面白い。スピーカーになってすぐの状態は、マイクがオンになっているので、すぐに話をする場合はよいが、そうでないときには注意が必要です。また、モデレーターの操作や自らの操作によって、スピーカーからリスナーになることも可能です。
④リスナー
リスナーとは、ルームを話しを聞いている人のことです。言葉を発することはできず、スピーカーが話している内容を聞くことができます。スピーカーでもそうですが、入退室も基本的には自由なので、まずはルームに入ってみて、気軽にリスナーとして話を聞いてみるのが良いかもしれません。
⑤フォロー
TwitterやInstagram、Facebookと同じ様にフォロー機能があります。フォローすることで、フォローした相手がルームを立ち上げたときに通知がきたり、clubhouseにアクセスしている場合、どのルームにいるかがわかります。プロフィール画面に、followers(自分がフォローされている人)following(自分がフォローしている人)が表示されます。999人までは数字で表示され、1000人を超えると、1kと表示されます。メンタリストのDaiGoさんは330k(2021.2.14現在)となっていて、clubhouse内でも人気を誇っています。プロフィールなどをみて、自分の趣味と合う方をフォローしたり、ルームで話しをしたり聞いたりして、趣味や考えが合う人や話を聞いていて勉強になる、相談してみたいなどに応じて、フォローしていくのも良いでしょう。
プロフィールについて
clubhouseでは、プロフィールの記載についてが重要です。
ポイントはこちら!!
- はじめの三行が重要
- roomによって内容を変更する
- SNSへ誘導する
最初の三行が重要
clubhouseのプロフィールの内容は最初の三行がとても重要です。なぜかというと、clubhouse内で、アイコンをタップすると「名前」「フォロワー数」「プロフィール」などが出てきますが、プロフィールは最初の三行しか表示されません。さらにプロフィールをタップすると全文が表示されるという、仕様になっています。なので、最初の三行で共通点や興味をひく内容にしておくことで、さらにタップされて、詳細を伝えることができます。ですので、思わずタップしてしまいたくなるような内容を最初の三行に書いておくことが重要になります。
roomによって内容を変更する
clubhouseが広がり始めて、2〜3週間が過ぎようとしています。その中で、色々なルームが立ち上げれらるようになってきました。単発で立ち上げられるルームや帯番組のように定期的に立ち上げられているルームも出てくる様になりました。ルームを管理する人の中には、プロフィール欄に“番組表”なるものを掲載している方もいます。様々なルームがあるので、ルームによってプロフィール内容を変えていく事で、より繋がりを広げていくことができます。ルームを立ち上げた時は、ルームの主旨や内容などを入れることで、途中からルームに来たリスナーにも優しい部屋になるのではないでしょうか。あらかじめメモに内容を入れておき、コピー&ペーストですぐに変更することが可能ですので、ぜひお試しください。
SNSへ誘導する
clubhouseでは、TwitterとInstagramのアカウントを紐付けすることが可能です。紐付けすると、プロフィールページから直接それぞれのSNSにアクセスすることができます。SNSを通すことで、個別の相談などはDMでやりとりができるので、ぜひ紐づけておくことをおすすめします。また、プロフィール内でも、TwitterやInstagramの内容などを紹介すると、アクセス数を増やしていくこともできたり、さらに繋がりを深めることができます。また、ビジネスにつながるきっかけになることもあるかもしれません。
おわりに
いかがでしたか、今回は、clubhouseの基本的な用語とプロフィールについて紹介しました。少しずつ確立されてきてはいますが、まだまだ今後も大きく変化していくであろうclubhouseですが、今注目の音声SNSの clubhouseを上手に活用していって欲しいです。
小言話、2月にアップデートがあり、アイコンの写真が変更されました。そのアイコン画像ですが、前の月に最もclubhouseに貢献した人のアイコンになるということをとあるルームで聞きました。貢献の基準については分かりませんが、もしかしたら、clubhouseのアイコンが自分になるかも?!と考えると少し夢もありますよね。
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