幼稚園や保育園で年長になり、来年はいよいよ小学校入学ですね。小学校入学前までにラン活があったり、最後の行事で楽しい思い出を作ったりと、あっという間に過ぎてしまうのではないでしょうか。
そして、小学校入学前に『就学時健診』『一日入学』『入学説明会』『入学受付』と入学式の前に、小学校に行く必要があるのは、ご存知ですか?急に通知がきて、びっくりと言う方もいるのではないでしょうか。名称はお住まいの地域によって、多少異なるかと思います。取り組んでいる内容についても多少の違いはあるかもしれませんが、基本的な流れや行うことは同じなので、体験をもとにご紹介していきます。
この記事をみて、入学前に準備することややるべきこと、仕事の休みの調整などにお役立てていただければ嬉しいです。
就学時健診について
まず初めに行うのが、“就学時健診“です。
就学時健診とは、就学の前に行う健康診断と思っていただければ良いです。主に歯科検診・内科検診・視力検査・アレルギー調査等が行われます。受付から検査、アレルギー相談(あれば)も含めて1時間もかからず終わることがほとんどです。
学校によって、時間帯(午前中or午後)や男女での時間差などありますので、約1ヶ月前には就学時検診の案内書類が役所から郵送されてきますので、事前にご確認ください。また、各市町村や役所ホームページにも小学校ごとの集合時間などの記載もあるので、そちらでも確認できます。
<就学時検診流れ>
- 受付(5分程度)・・・・名簿の確認、配布物の受け取り、提出など
- 控え場所で待機・書類記入など(20〜30分程度)
- 歯科検診(10分程度)
- 内科検診(10分程度)
- 視力検査(10分程度)
- 聴力検査とアレルギー面談を必要に応じて実施
※その他就学について相談のある場合は個別に相談もできるようです。
以上が流れです。スムーズにいけばとても早く終わり、もうおわり?という感じになります。
また、アレルギー面談についてですが、食物アレルギーをお持ちのお子様は面談しましょう。近年食物アレルギーのある子どもも増えてきているようです。命に関わるものや即座に対応が必要なものなど様々ですので、事前に相談しておくと良いです。
アレルギーレベルが軽度なものについても、事前に伝えておくことで、何か起こった場合の対応も変わってくると思います。軽度でこれまで症状が出ていない場合や、自己除去できる場合は、みんなと同じ給食が提供されたり、代替え食に変更になる程度です。
就学時健診でもらう資料について
就学時健診に行くと、結構な量のプリントをもらいます。プリントの内容はこんな感じです。
- 就学時健診の流れ
- 入学までの今後の日程(一日入学や入学説明会、入学受付、入学式)
- 各小学校や市区町村の取り組みについての案内(登校見守りシステム、特別支援に関するサポートシステムなど)
- 学童保育案内
- アレルギー調査用紙(必要に応じて)
各小学校や市町村によって多少の違いはあると思いますので、参考までに。
ちなみに!!みなさん、ラン活は済ませましたか?コロナ禍で展示会が続々、延期や中止となり、オンライン展示会などでの開催となっています。メーカーや種類も多くて大変ですよね。まずは気軽に資料など取り寄せてみるのも良いと思います。子どもと一緒にカタログを見ることで、「これがいい」「あの色がいい」など色々と出てきますよ。
いよいよ小学校へ向けての準備
就学時健診で初めて小学校へ行く、という場合も多いのではないでしょうか。就学時健診を終え、小学生になる希望や不安など、子どもも親もいろいろな気持ちがあるのではないでしょうか。小学校で必要になる用具の準備なども少しづつ初めていくと良いですね。
幼稚園や保育園でもそうですが、持ち物には全てに記名を!が基本ですよね。しかし、これが意外と大変!!特に年度の初めや進学などで、持ち物がたくさんの時には一苦労です。そんな時に助けてくれるアイテムをご紹介します。
我が家でも使用し、大活躍しています。ぜひこれからの準備に備えてください。
一日入学体験・保護者説明会
新1年生の一日入学・保護者説明会に参加してきました。
流れについてはこんな感じ・・・
- 受付
- 各教室で一日体験(子ども)体育館で説明(保護者)
- 学童・ミニ児童館説明、アレルギー面談※希望者及び対象者のみ
午後から行われ、1時間程度で終了しました。
一日体験の内容
各教室に分かれて、小学生になるに向けてのお話や折り紙、塗り絵、絵本?紙芝居?の読み聞かせをしたようです。最後には、先輩(新2年生)が書いたお手紙ももらったようです。
ひとクラス30人くらいに対して先生一人で話や説明などを行っていた様です。
子どもから聞いた話ですので、ざっくりとですがこんな感じです。
各学校によって子どもの人数も違えば、取り組みなども変わってくると思いますので、知り合いの先輩のママパパがいれば、聞いてみるのも良いかもしれませんね。
入学説明会について
子どもが教室で体験をしている間に、保護者は体育館で入学説明会が行われました。
流れはこのような感じ
- 校長先生あいさつ
- 入学までの準備について
- 学校生活や日課
- 学習道具・持ち物
- 通学路・登下校
- 健康管理
- 学校給食について
- 諸費納入について
- 入学までの日程学校からのお願い
- PTA活動について
- ミニ児童館について
- 質問応答
いくつかの内容をピックアップしてご紹介していきます。
入学までの準備について
入学までに身につけておきたい生活習慣についてのお話がありました。
・はっきり大きな声で返事ができるように。・あいさつはとても大切です。
・体の状態を伝えられる。「トイレに行きたい」「頭が痛い」など
・洗顔、歯磨きなど身の回りのことは言われなくても自分でできるように
・脱ぎ着が一人でできる。・トイレを一人でできるように、和式も使えるように
・自分のものがわかるように。持ち物には全て記名をしましょう。
・出した物や使った物は、元の場所に自分で戻そう
・自分の名前は読んだり書いたりできるように。・住所をはっきり言えるように。
・仲良くすることも、できるようにしなくてはならないことです。・集団の中では我慢することも必要。
成長には個人差があります。「できなかったら1年生になれないよ!」は禁句。わずかな進歩でも認めて、自信をもたせてあげましょう。
うちの子ヤバいっ!?と思った保護者もいるのではないでしょうか。けど、最後の“成長には個人差がある”ので、できればBESTですが、MUSTではないということ。子どもの可能性を信じて、時間をかけてゆっくりと関わっていくことが大切ですね。
日課について
朝の時間は特に各学校の特徴が出てきやすいところですね、息子が通う学校では、朝の読書タイムが10分間あるようです。きっと読書習慣を身につけるということが目的でしょうか。
そして1年生は5時間授業なので、14:30下校のようです。早いっ!?共働きの家なんかはミニ児童館を利用するなど必要になりそうですね。
学習用具・持ち物について
学習に使う必要な持ち物(鉛筆・消しゴム・定規)などの説明がありました。学校によってきまりもあるので、確認が必要です。息子が通う小学校では、鉛筆はHB以上のもの(最近の子どもは筆圧が薄いことが関係しているようです)、遊び要素のあるものや飾りつきのものは禁止(昔自分もバトルえんぴつ持っていって遊んでたな〜なんて思いました)、定規は折りたためるタイプや過度なイラストは禁止。ボールペンは3年生以上でノック式はなるべく使わないで。
筆記用具類だけでも、結構きまりごとがあるようです。学校によって様々なので要確認ですね。
また、入学受付(四月一日)の日に、学校で一括購入するものもあり、その中には学習ノートや油性ペン、クレヨン、のり、油性黒ペンなども含まれており、時代の流れを感じました。
すべての持ち物に記名を!!ということは何度も言われていました。
名前書くのって結構大変ですよね。。。時短したいというかたは↓がおすすめです。
諸費納入について
初めて小学生になるお子さんがいる方は気になるお金のこと。いくらかかるかも分かります。また、多くの場合が指定銀行口座からの引き落としになると思います。手続きも必要になりますので、忘れずに行うようにしましょう。息子の学校では、二月中旬に説明会があり、二月末には手続きを済ませるということで、結構時間がありませんでした。
また、就学援助の申請や日本スポーツ振興センターなどの保険の加入についてもお話がありました。
一日体験・保護者説明会を終えて
保護者説明会は、あっという間に終わった印象でした。子どもは楽しかったようで、小学生にむけての心の準備も少しずつできてきているようでした。環境の変化や学習が始まることでどうなるのだろう?という不安もありますが、親として子どもが安心・安全に学校に通うことができるようにサポートしていきたいですね。
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