男性の育児休業取得率はどのくらいなの?
厚生労働省の「雇用均等基本調査」によると、
女 性 | 男 性 |
---|---|
83.0% | 7.48% |
(+0.8) | (+1.32) |
2019年度の育児休業取得率男性が前年度比1.32ポイント増の7.48%、女性が同0.8ポイント増の83.0%だった。いずれも上昇傾向を示したものの、男性は低い割合にとどまっている。
Nippon.com引用
厚生労働省から出された、『男性の育児休業の取得状況と 取得促進のための取組について』では、具体的な数値目標として、2020年度は13%と出ています。
このコロナ禍で、働き方も大きく変化していく中で、男性が育児にどのように関わっていくかはとても大切なことだと考えます。
男性育休の取得の課題
現在育児休業中の私が考える、男性育休取得についての課題は大きく3つあると考えています。
- 収入が減ってしまう。
- 育児休業を取りずらい環境(職場)である。
- 復帰後の不安がある。
と考えております。
それぞれの項目について考えていきましょう。
①収入が減ってしまう
これについては、結構大きな問題かと思います。
現行の育児休業給付金では、子どもが1歳になる前日までは給料の67%〜50%(育児休業開始から180日に達するまでの間は67%)となっております。
また、男性の育休推進のために始まった制度、パパママ育休プラス(適応条件あります)を利用すると、1歳2ヶ月まで育児休業給付金が受け取れます。
平成29年10月より、最長で2歳まで育児休業給付金を受け取ることができます。ただし、保育所等の保育の実施が行えない事情がある場合と適応されるには条件もありますので、詳しいリーフレットのリンクを貼っておきますので、参考にしてみてください。

実際にお金のやりくり(生活)はどう変わるの!?
育児休業取得して1ヶ月目、収入ありません!!
1ヶ月は生活していけるだけのお金は必要ですので、必ず用意しておきましょう!!
というのも、給付金が入ってくるのは手続きの状況にもよりますが、早くて1ヶ月後となります。また職種によっては、1ヶ月ごとや2ヶ月ごとの給付など様々ですので、事前に確認することをお薦めします。
2ヶ月目以降ですが、我が家もそうでしたが、私の収入をメインで生計をしていましたので、収入が減ってしまうことは非常に痛手でした。
さらに!!
育休に入ってすぐに何やら封筒が・・・税金??!!
そうなんです、今まで勤めていたので、税金(住民税)については給料から天引きされていたのですが、これからは収入がないので、自ら収めなければなりません。
お金が入ってきていない状態での大出費!!かなりの痛手でした。
税金は昨年度の収入状況によって計算されますので、育休取得している年はかなりきついですね。
その分来年は、今年度の収入で税金が計算されるので、安くはなってきますが。
そんな大出費で痛いと言っている中での、新型コロナウイルス感染症の経済対策としての特別給付金(一人当たり10万円)はかなり助かりました。
いずれにしても、収入が減ってしまうことは確実なので、育休開始時の準備金なるものを少し用意しておくことをおすすめします!!
②育児休業を取りずらい環境(職場)である。
まだまだ男性の育児休業の制度が整っていなかったり、育休制度がきちんと認識されていない職場も多いようです。
幸い私の勤めている職場は、育休についての理解もあり、事前にきちんと話をしておいたので、スムーズに取得することができました。
事前の連絡・相談はとっても大切なので、もし育休取得を考えている方は、早めに動いておくことが良いと思います!!
また政府内でも男性の育休「義務化」が検討される中、中小企業の約7割が男性育休の義務化に「反対」との調査結果もでていると話題になりました。

男性育休の「義務化」って?!絶対に育休取らなきゃダメなの?!
私も初めはそういうことかと思っていましたが、実際は違いました。
個人ではなく、企業に対する義務ということでした。
「義務化」について、色々な情報や意見が飛び交う中、男性育休義務化プロジェクトチームから、具体的な7つの提言が発表されました。
内容については、

いずれにしても、女性も男性も育休を取得しやすい環境になり、自ら自由な選択ができるようになっていくといいなと考えています。
③復帰後の不安がある。

復帰したら、職場の人から冷たい目で見られるんじゃないだろうか。

昇給や退職金への影響が気になってしまうな。。。

復帰後すんなり元の仕事をこなしていけるだろうか。
などなど、色々な考えもあるかと思います。
実際私もまだ経験したことがないので分からず、不安もあります。
是非経験のある方いましたら、コメントやメッセージで教えていただけると嬉しいです。
また、私の結果についてもお伝えしていきたいと考えています。
まとめ
育休中の収入は、減ります!!
ただし、育休に向けての準備金を用意しておくことで、これまでと変わらない生活を過ごしていくことができます。
そして何より、家族や子どもと過ごす時間が増えます!!
子どもの成長はあっという間です。
1度しかない幼少期の思い出を一緒に共有できることはとても素敵だと考えています。
(大変だったり、イライラしたりすることもありますが・・・・。)
パートナーとしっかりと話し合い、育休取得について考える参考になれば幸いです。
『育休を取得するぞ!!』と決意した方は、職場への早めの連絡・相談は忘れずに!!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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